パキパキ系ではなく、ちゅるんと頂ける。
なぜだ、どうなっている。
まるでバジルシードのように麺の周りにスープの膜があるかのようにちゅるん。
そして、ジューシーな鴨肉。
そして、低温調理されたであろう鶏肉は超絶しっとり。
AnovaやBONIQで低温調理したことがある人ならきっとわかってもらえる。
こんなの作れねーよ感。
▼そしてしゃっきりとした葉物。しゃっきりとしたアクセント。
▼そして潜む伏兵レンコン。しゃっきりとした食感を想像して食べるとほっくりしていていい意味で裏切りの連続!
気付いたら麺の2/3が消失。
▼店員さんにあえ玉コール。おすすめは1/3くらい食べてからのコール。
ビジュアルがやばい。
美しい麺の下地にそれぞれ具材がきれいに盛られている。。。
これから、これを混ぜるわけです。
無垢の雪原を足蹴にするがごとく……
▼まぜまぜー! そしてこの麺リフト。麺がソース食材を纏う握力がやばい。一気に食べたいが一度おろそう。
落ち着いてまずは一口。
牡蠣醤油という、牡蠣から旨味のみ取り出した魔界の調味料。
やばすぎるだろ(表現が稚拙)。
そして進められた酢を回しかけていただく。
あー、わかった。
スープに入れないで酢をかけていただくのが完成形だ。
酢を入れるとき、臭みを消したり期待されることが多いけど、
このあえ玉は臭みが一切なし。
酢は薬味や匂いけしの役割じゃない。
純粋に旨味をブーストする調味料。
無化調のラーメンに許された唯一の余白。
なんてことを言いながら、結局スープにあえ玉を入れて完飲してしまうのであった。
いや、ほんとうね、並ぶの納得よ。
結構食べたけど、一切後悔なし。
フランクシナトラの言葉を借りれば、I have no Regret
鳴神食堂はこんな人におすすめ
美味いラーメンが食べたい人はぜひ並んでほしい。
けっして朝を抜くことなかれ。
余裕を持った心でありのままの味を受け入れるのじゃ!
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